インタビュー | 2022.07.27

【多角的な視点で真実を暴け】インターン企画WSレポ!前編

こんにちは!HRI広報の武田です!

 

HRIでは、6月から2名の学生インターンを迎え入れ、
オンラインプログラミングスクール『DAWN』の開発にジョインしてもらっています。

 

第一回インタビュー記事はこちら!
自己紹介もあるので以下記事を見てからの方が本記事を楽しめます☆

 

そしてインターン参加から1か月が経った先日、
インターン生企画でワークショップを開催いたしました!

 

ということで今回は、その時のワークショップレポをお届けします!
前編は木村さんワークショップから、私視点でどんなことをしたのかお伝えします!

まずは皆さん、こちらのイラストを知っていますか?

※Wikipediaから引用

 

これは「戦闘から帰還した戦闘機」のイラストで、赤点は被弾箇所をさしています。
さらに皆さんに質問です!あなたが技術者ならこの戦闘機のどこを補強するでしょうか?

 

社員たちから出た答えは……
・赤点部分
・中心部分
・羽

など様々!どんな回答も否定せず受け止める木村さんのあの笑顔は忘れられません。

 

ちなみに、私は羽かな~と思ったのですが、皆さんはどうでしょう?

 

今回のWSでは、「赤点部分」の回答が最多でしたが、同意見の方多いのではないでしょうか?
当時の研究者たちも「被弾箇所が攻撃を受けやすいので被弾箇所を補強すべき」と考えたようです。

 

しかし、統計学者のエイブラハム・ウォールドは「被弾していない箇所を補強すべき」と言ったそう!

 

さて、なぜ?と思った方も、勘のいい皆さんも一緒に考えていきましょう。
ここで重要なのは「戦闘から帰還した戦闘機のデータ」というところだそう!

※WSで使用したスライド

 

「帰ってきた」ということは「赤点部分に被弾しても帰還できる」ということ。
赤点以外を損傷している戦闘機は帰還しておらず、その機体のデータもありません。
「被弾しても帰還できる」という視点から赤点以外を補強するという結論に結びつけたようです!

 

これを「生存者バイアス」と言うみたいですね。
もしかしたら聞いたことある人いるのではないでしょうか?

 

生存者バイアスとは、何らかの選択過程を通過した人・物・事のみを基準として判断を行い、その結果には該当しない人・物・事が見えなくなることである。選択バイアスの一種である。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

情報の見える部分だけで物事を判断するのではなく、
多角的な視点で、時には俯瞰してみることも大事です。

 

こういうの当たり前のようで意外とできなかったりしますよね。
でも「生存者バイアス」という言葉を知っているだけでも
意識のしやすさが格段と上がります!(そんな気がする)

 

それを再確認できたいい機会でした!
木村さん、素敵なWSをありがとうございました!

 

年上に囲まれてWSをするのはさぞ緊張したかと思いますが、そこはさすがの木村さんでした!

 

さて次回は、京田さんのWSレポへ続きます!
お楽しみに~!!

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